どうも、タコヤキです。
またまた強烈な作品ですよ。韓国映画はパンチが凄いっすね。
というわけで、今回はポン・ジュノ監督による「殺人の追憶」という映画です。
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「殺人の追憶」の感想を一言で言うなら・・・「恐怖とともに現実とリンクする映画」
基本情報
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ
音楽:岩代太郎
出演者:ソン・ガンホ
キム・サムギョン
パク・ヘイル
編集:キム・ソンミン
上映時間:130分
公開日:2003年
簡単なあらすじ
1986年の韓国、農村地華城。こののどかな場所の用水路で手足を縛られた女性の遺体が発見される。地元警察のパクは仲間刑事たちとともにこの事件の調査に踏み出す。容疑者に上がったのは、グァンホという知的障害者だった。暴力的な手段で自白を迫るパクたちだったが、警察内部の拷問が問題視され、グァンホは釈放される。しかし、同じ手口の殺人は繰り返されー。
「殺人の追憶」の見所
・誰もが予期しなかった結末
・現実の事件との関連性
・鳥肌が立つかのような恐怖
どんな人にオススメ?
・サスペンス映画が好きな人
・実際にあったことを映画にしたものが好きな人
・韓国映画が好きな人
どんな人にはオススメできない?
・エグい描写が苦手な人(グロくはない)
・韓国映画苦手な人
どんな作品が好きな人にオススメ?
・オールドボーイ
・灼熱の魂
・冷たい熱帯魚
感想:こんな恐怖を味わうサスペンスは初めて・・・(ネタバレあり)
ここまではなるべくネタバレは避けるようにしています。特にこの作品はネタバレすると面白さ激減です・・・
実際に韓国で起きた事件が元になっているのですが、これも映画を観終わった後に調べるのを推奨します!
多分超、恐怖する
僕はこの映画、まったくなんも予備知識を入れずに見ました。結果、すごい衝撃となりました。この映画は予備知識なしで見たほうが良いです。最初はさわやかな音楽と風景から始まったからこんな結果になるとは思わなかったよ!
さてここからはネタバレありです。
まだ見てない人は映画を見てから来てください。
さて、この映画の犯人は最終的には捕まらないどころか、正体も不明のままです。
途中犯人らしき人が暴行を受けてましたが、確かな証拠はなにもありません。彼かもしれないし、彼じゃないかもしれない。
最後の最後まで謎は解明されず、完全犯罪達成であり、現在では時効も成立しているそうです。つまりこの映画の犯人は映画内においても、そして現実世界においても確かに存在しているのですよ・・・。
主人公が最後に私たち観客を睨みつけているのは、いまだ正体不明で現実に存在している犯人を凝視しているからです・・・。
正直、最初は本当にあった事件とは思ってなかったし、現実の犯人がいまだ捕まっていないということを知って、凍りつきました。鳥肌が立つというのはマジでこんな感じなんですね・・・。
もし、この犯人がこの映画を見ていたらと思うと・・・。
考えたくもありません。
この「殺人の追憶」という映画は、一見普通のサスペンス映画に見えますが、蓋を開けて内容の意味を知ると、これほど恐怖に苛まれる映画もないです。
そして現実とのリンクが映画として衝撃的。こんな映画体験は今までになかったです。
本当に頭をハンマーで殴られたかのような衝撃に陥ります。
このパワフルさはハリウッドにもないんじゃないでしょうか。とにかく強烈です。
遠慮が無さ過ぎる。
最近の映画に少し退屈してるっていう人とか韓国映画オススメですね。刺激が強すぎる。「新感染 ファイナルエクスプレス」といい「オールドボーイ」といい。
もう少し韓国映画は掘り起こして、紹介していきたいと思います。
こんな強烈な作品が一杯あるなら、食わず嫌いで見ないのはマジでもったいないって・・・。
というわけで殺人の追憶でした。次回も楽しみにしてくださいな。
今回は以上です。
ーそれでは、また。